アメリカ痔ろう闘病記 - War with anal fistula

アメリカ留学時に突如見舞われたお尻トラブルについて綴ります

手術当日(2: 待機〜手術)

(1)のつづき

 

3時間40分待ちでしたが、10分ほど受付ロビーで待っているとすぐに受付の人が中に通してくれました。11:00にならないとと言うてたのはどこの誰やと思いながら、早くなるのはありがたいので黙ってついていくとERのときと同じような個室へ通されました。

 

看護師の方に名前生年月日を伝え、検温。

病院着に着替え、着替えと靴も渡されたビニール袋へ収納。少し待っていると、利き腕を聞かれ、利き腕と反対の左腕に点滴(IV)を開始。ベッドのナースコールやTV操作を聞き、待機。

 

1時間経つも音沙汰無し…

 

1時間半ほど経ったところで1人の医師が登場。ついに来たかと思いましたが、麻酔医の助手の方でした。自己紹介をされ、後ほど担当麻酔医と説明に来ると言われ去って行きました…

その後も今日は研修医で参加しますというメディカルスクール生の自己紹介が数人訪れたが一向に手術の説明はなし。

 

その後さらに1時間半、トータルで3時間ほど経った午後1時頃、麻酔医が麻酔の説明に来ました。アレルギーの確認など簡単な質問で終了。その後すぐに今回の手術の担当医がようやく登場。少なくとも急患2件をこなしているはずなので疲れているはずでしたが、元気に登場。先日の診察時と同内容でしたが手術内容の簡単な説明を改めて受けました。レイオープン法かシートン法か…出来ればシートンは避けたいと願いながら、もうしばらく待機。

 

受付時に案内された午後1時を経過し、午後1時半になったが動きがない。流石に尿意を催してきたので点滴を持ちながらトイレへ。用を足して待機室に戻ると急展開!

看護師が準備はいいか?と聞くので大丈夫だよと答えるとベッド脇にあった”NOT READY”のサインが外され、ベッドの背もフラットにされた…急に始まるやん💦

と焦りつつ見た時計の時刻は午後1時40分過ぎ。40分予定より押していたが、思っていたよりも遅くならなかったな。良かった良かった。

と、冷静な自分もいました。

 

横になりながら、麻酔医がIVに麻酔薬を投与した模様。まだ眠くはならない。

よし、行こうと待機室を出て手術室へ。

手術室へ行く途中も意識はありました。

手術室に到着後、手術台が目に入り、出産の分娩室にありそうな仰向けで両足を広げるような形の台を発見。自分が大股を広げた姿を想像しつつ落胆…

その台の横に着くと、自力で手術台に乗り移るよう指示。この時点でまだ横になっているだけで足は広げていません。

頭の位置の調整で少し上下に動いたのち、酸素マスク?のようなマスクを口に被せられました…