アメリカ痔ろう闘病記 - War with anal fistula

アメリカ留学時に突如見舞われたお尻トラブルについて綴ります

手術当日(3: 術後〜帰宅)

(2) のつづき

 

マスクを被せられた直後、一瞬で意識を失い、次に目が覚めたときは回復室のベッドに横たわっていました。

 

本当に一瞬。時刻は午後4時過ぎ。

私が目が覚めたことに気づいた看護師が話しかけてくれますが、まだ意識がはっきりしません。

手術が終わったことを念のため確認。痛みは全くない。ただし、氷水の袋で患部を冷やしているようでした。

 

術後の食事や痛み止めの説明など一通りされ、水とクラッカーが出されました。水が死ぬほど美味い。そして、グラハムクラッカーがこの世で一番美味いのではないかと錯覚するほど衝撃的な美味さ。

思わず、看護師にこのクラッカーのラベル教えてほしいと嘆願。看護師は笑いながらそんなに欲しいならいくらでもあげると更に2袋くれましたw

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しばらくすると、ピックアップに来てくれる友人の名前と電話番号を再確認されました。すぐ近くで友人に電話しているのが聞こえてきました。

30分ほどで到着するので着替えをし、帰り支度を整えた後、ベッドから車椅子へ移り待機。

 

友人到着。すでに意識はハッキリしており、痛みも無いので歩こうとしましたが看護師に止められ、車まで車椅子を押してくれました。

車に乗り込む時も氷袋をクッションにするような形で乗車。帰りにCVSで痛み止めの薬を受け取り無事帰宅。

 

長い長い1日が終わりました。

とにかく家に帰ってこれて一安心。

 

ですが、今振り返ると麻酔様々だったんでしょう。痛みもほぼ無く、妻や子供の顔を見て安心し切っていましたが、この後術後の痛みに数日間苦しむことになりました…