アメリカ痔ろう闘病記 - War with anal fistula

アメリカ留学時に突如見舞われたお尻トラブルについて綴ります

Follow-up Visit (術後初、術後11日目)

6月中旬

術後初めての経過観察にやってきました。

手術に執刀していただいた医師が登場し、経過を確認。私は医師が来るまで座らずに立って待っていたのですが、開口一番、痛み酷い?と聞かれたので、いやだいぶマシになって少し痛むくらいと返答すると、かなり怪訝な表情でReally?を頂戴しました。私の佇まいと表情がかなり不快感があるように感じたようです。日本人がいうA little painというのは本当に微かな痛みのことなんでしょうか。a littleには見えないねと少し皮肉?を言われてしまいました(苦笑)

 

その後、4,5日目が最も痛く、処方された強めの薬を飲んだこと、6日目頃から痛みがずいぶんマシになり始めたことを伝えると触診開始。

肛門に指を入れられるかと思いきやガバッとお尻を広げられるのみ。痛みはほぼ無し。すぐにガーゼを渡され、着替えの指示。

 

少しするとメモを片手に医師が戻ってきました。手書きで今回の手術を図示してくれました。簡単に言うと、私の場合は

①10-11時及び1時の方向に複数のトンネル

②ほぼ180度反対側の5時の方向に深めのトンネル

があったとのこと。

①は複数トンネルをまとめて切開して切除したそう。②は肛門に非常に近く、深めだったためシートン(seton)を設置したとのこと。シートンが自然に筋肉をカットする力を利用して痔管を取り除く方法(シートン法)だそうです。

 

温める、冷やす、シャワー、半身浴などとにかく自分で楽だと思う方法で引き続きケアをしてくださいとのこと。3週間後に再度経過観察しましょうと言い残し、また後日確認の連絡が来るとして本日の術後初診察が終了しました。